ジンバブエでカップラーメンが食べられないってホント?

ジンバブエでカップラーメンが食べられないってホント?

こんにちは。おかもと(@daichioka)です。アフリカ ジンバブエよりお届けしています。

今回は「科学」のお話です。

料理は愛情、調理は科学、なんてよく言ったもので(僕が言いました)、調理の仕事をする以上は多少は科学の知識を求められることもあります。

色々な調理法がありますが、応用して使いこなしていくにはその科学的な根拠を知っておくことが結構大切と言う訳ですね。

ハラレではお湯が100℃にならない??

まあ、ピンと来る人も多いと思いますが・・・

ハラレではお湯を沸かしても100℃にはなりません。

なぜかというと、標高が高いため沸点が低いから です。

ハラレの標高は約1500メートル。日本だと、阿蘇山(中岳)、八甲田山などに相当するみたいです。

全くピンと来ませんが・・・

 

標高が上がると気圧も下がり、沸点が低くなるというのは割と知られた話らしいですが、

ハラレの場合は大体95℃くらいが沸点になります。

山登りする人はこの辺に詳しいと思いますが、標高がさらに上がれば当然沸点はどんどん低くなっていきます。

昔、山頂でカップヌードル食べているCMを見たことがある気がしますが、アレも普通にお湯沸かして作ったらおいしく出来上がらない、という事ですね。

 

実際に計ってみた

実際にお湯を沸かして計ってみました。

まずは鍋で普通にお湯を沸かしてみました。

 

ぐつぐつ煮えた状態で温度計のメモリは97℃。これ以上は上がりません。

次に、フタを閉めた状態で計ってみました。

 

フタを閉めることで多少は圧がかかる為か、97.7℃まで上昇しました。

沸点が低い事が直結する問題

まあ、お湯の温度が低いことは調理においても色々な面で影響が出ます。

代表的な例は「麺をゆでる」「米を炊く」でしょう。

菜っ葉やブロッコリーなんかをブランチする、なんかもそうかもしれませんね。

たかが2.3℃の温度差ですが、結構影響が出やすいのがパスタなどの麺類です。

パスタの質自体に問題がある可能性もありますが、あまりおいしくゆでられないんですよね。

対処法としては、

・圧力釜を使う

・フタをしてゆでる

・少し長めにゆでる

・水を少し多めにする(米)

なんかが挙げられますが、なかなか日本で食べるのと同じようにはいきません。やっぱり気持ち「生っぽさ」が残ってしまう気がします。

先日会食でうどんを出した時も、ちょっと固いという声を頂きました。

こちらの普通のお店(カフェやホテルなど)で食べるパスタはデロンデロンになるまで茹でられて出てくるので正直「クソ不味い」のですが、こちらの人に出すには結構柔らかめを意識した方がいいかもしれませんね。

まあ僕らはパスタを商品として出している訳ではないのであまり問題にはなりませんが、イタリア料理店なんかは結構苦労しているんじゃないでしょうか。

ちなみにですが、僕はこのお湯の温度の事に関して、麺類はともかく米やその他の調理については

↑↑でやらせて頂いてますのであらかじめご了承下さい。

結論

という訳で、ジンバブエ、特にハラレカップ麺を食べようとすると出来上がりがやや硬めになります。

気になる人は圧力鍋でお湯を沸かしてカップ麺を作ってくれれば良いと思います。

まあ、ハラレでカップ麺を食べる事なんてそうそうありませんが、(一応スーパーで袋のインスタントヌードではルは売っています)例えば日本から持ってきた貴重なカップ麺だったら出来るだけおいしく食べたいですからね。

ちなみに僕がカップ麺食べてると変な目で見られることがたま~にあります。

「え。料理人なのにそんなの食べてもいいの??」みたいな・・・・

イヤ、食べるだろ!カップ麺くらい!!!
それにしつこいようですが、僕は「料理人」ではありません。ただ人より少し料理の経験があるだけです。

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