【ジンバブエ】【副業】会食のお仕事について【出張シェフ】

【ジンバブエ】【副業】会食のお仕事について【出張シェフ】

こんにちは。おかもと(@daichioka)です。アフリカ ジンバブエよりお届けしています。

仕事が一段落したので、フェイスブックの投稿を頼りに少し書いていこうかな、と思います。

今回は会食のお仕事について

あくまでも「ピンチヒッター」

このお仕事はあくまでもピンチヒッターであり、正規の方が見つかるまで、という事になります。

先日400人超のゲストを招いた大きなイベントがあり、400人分の料理を担当しました。

昼過ぎまで自分の会社の仕事をして、大体2時くらいからイベントの仕込みイベントの開始。一週間かけてほぼ一人で400人分準備しました。

前日は朝の9時からスタートし、翌日の昼までぶっ続けで準備でした。

明け方、どうしても耐えられなくなり調理場の椅子で2分だけ寝ました。(2分で体がガクッとなって目が覚めた)

まあ、確かに大変で背中がつりそうになりましたが、年に一度のイベントですからね。お祭りのようなものです。

あくまで短期勝負なので、終わってしまえばゆっくり寝られますからね(次の日朝からルサカ行きましたが笑)

僕としても久しぶりに白衣を着て、サロンを締めて、料理人らしい格好で調理場で仕事をしたり、ゲストの前でデモンストレーションやったり楽しかったです。

一人で準備は結構大変

翌週は14名の会食×2日間、お仕事を頂きました。

月曜日買い出し、火曜日仕込み、で、水、木が会食と言う感じです。

今回は両日とも同じメニューでしたが、ゼロの状態から一人でのコースの準備をするのは思いのほか大変です。

ちなみにメニューはこんな感じです。

前菜 

いか明太

だし巻き卵

焼きナスの旨出汁ジュレ

サーモンの砧巻き(黄身酢)

大根持ち(銀あん)

れんこんのきんぴら

吸い物

土瓶蒸し(エビ・ホタテ・キノコ)

天ぷら

箸休め(うどん)

鶏の竜田揚げ

握り寿司

甘味(白玉あんみつ)

 

とまあ、こんな感じです。(全部写真にとってやろうと思ってましたが、結局追われてできなかった)

揚げ物→揚げ物というのは、お客さんがジンバブエ人だったため魚じゃない方がいい、揚げ物好きだろう、という理由ですね。

ちなみにこのお仕事では割とジンバブエでは手に入らない食材を使うことが出来ます。明太子とか、まぐろ、とか、寒天とかもそうですね。

また、今回の会食は前回のイベントで余ってしまった食材を消費しようという意図もありました。大根もちや、天ぷらの”人参のかき揚げ”なんかがそれにあたります。

 

前菜は結構好きなんですけど、6種類はちょっと大変でした。ジュレとか、黄身酢、とか、きゅうりの桂剥き、とか、普段やらないことをすると段取り悪くなるので・・・

事前にある程度冷凍効くものを仕込んでストックしておくと楽なのですが・・・今回で言うと、白玉とか、チキンマリネとかですね。

まあ、しばらくは継続してお仕事頂けるようなので、少しずつ段取り良くしていきたいな、と思います。(会社の仕事や、他の副業もありますので・・・)

あ、あと、僕の鉄板の必殺技の一つに「トマト出汁」というのがあります。

まあ日本でも結構あるので知ってる人も多いと思いますが、トマトをプロセッサーで回して、ザルとリードで一晩漉してやると、透明なトマトのエキスだけ抽出できるんですね。

薬品使ってしずく状に固めたりして使うことも出来ます。

無色透明だけど味はトマトなので、知らない人には大体ヒットします。(いろはすトマト味のリアクション?)

一度5名の会食でうどん出汁に使ったのですが、これ、1個のトマトからほんのちょっとしか取れないんですね。28名分用意するのはトマト何キロ必要なんだ?という事で今回はやめました。

僕の考える「料理人」とは?

さて、僕の中での”料理人の定義”「何でもできる事」です。

何でも、と言うと語弊がありますが、基本からちょっとした応用まで一通りできる。食材の知識、処理の方法をある程度網羅している。という感じです。何なら違うジャンルの料理も結構できたりします。(和食の人が洋食の手法を使う、とか)

限られた食材をみて、うまく組み合わせてある程度のクオリティのものができる、選択肢を多く持っている、それを再現するための技術も持ち合わせている、という感じですかね。まあ、もちろん美味しいものが出来る、と言うのもありますが。

で、僕の場合はできる事と出来ない事が結構はっきりしてます。

前菜や天ぷら、焼き物、炭の扱い、盛り付けなんかは結構得意ですが、寿司やデザートはあまり経験がないんですよね。(使い方を)知らない食材も多いし、引き出しも少ない。

特にデザートはほとんど出来ない。素人同然ですよ。

だから、毎回本やネットでアイデアを調べて、分量を確認して、自分の技術で出来るかどうか判断して採用する、という感じで時間がかかってしまうんですね。

 

でも、今回は苦手な握り寿司を800カンも握る機会を得られたし、デザートを始めとして、今までやったことがなかった料理を勉強するいい機会でもあるとは思っています。

料理をするのは別に好きじゃないし、食べるものに全然貪欲じゃないですが(大根の皮とか、ストックに使った搾りカスの肉ばかり食べてる)、

それでも、自分が出来ることが一つずつ増えていく、と言うのはとても嬉しい事ですからね。

 

せっかく料理をする仕事に携わっていて、大事な会食を担当する機会をもらっている訳ですから、少しでも料理人に近づけるように勉強してみようかな、という気にはなっています。

そこそこいいお金もらえますしね(笑)

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